ノゲシの綿毛の風に乗って旅立つ晩春の昼下がり。芝生に彩美しい雉を画いて季節の情趣を表した。背景は黄緑と緑が淡く溶け合い、伸び始めた芝草を全体に画くことによって、その空間は芝生の緑を暗示している。すでに松篁の花鳥画のスタイルが確立しつつあることを、この作品は示しているともいえるだろう。

―「上村松篁展」毎日新聞社刊より―

 

 1937年

「写生をしていると夕立が降ってきて、いっそう素晴らしい美しさに出会った。その雨後の青柿の一枝」と松篁は語る。『創造美術』を結成して去ることになる最後の日展に出した作品である。黒みがかった葉と黄緑の葉のリズミカルな描写も美しいが、葉陰に実る青い実に画家はいのちの美しさを見たのであろう。

―「上村松篁展」毎日新聞社刊より―

青柿 1947年

「上村松篁・淳之展」は2003年6月27日(金)〜7月27日(日)に開催いたしました


「上村松篁・淳之展」日程表

6月

7月

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