友禅作家 安藤泰司
  型絵染作家 
下平清人

二 人 

 2005年
  9月22日(木)〜
    10月10日(祝)

山々に囲まれた那須高原。美しい四季折々の風景の中にひっそりとたたずむ工房があります。自然の息吹はとどまることなく作品に表現され、一刃一刻渋紙を彫る日々の中で力強く優しく、あるがままの心で刻まれ、糊をしごき、さらに手仕事で一つひとつ色をさし、その上にまた糊を置き、地色を染め、糊を落とし 、美しさを極めた色が生れます。布地いっぱいに染め出された大らかな生命感、躍動感の型絵染の屏風の数々。
師匠の人間国宝(故)芹沢C介をはなれ、生み出された独自の作品は驚くほど領域が広く、ますます繊細さと緻密さが磨かれています。時を超え、いつの時代も変わらぬ型絵染屏風をご鑑賞下さい。
日本の季節には二十四の彩りがあるのをご存知ですか。その季節を表す二十四の言葉を 、日本の伝統的な染め技法である友禅を用いて表現したのは、京都の北部、静市にある染工房「ふたり静」の友禅作家安藤泰司。
構想は資料をもとに何度も何度も練り直され、それをもとに一枚の布に青花で下絵を描き、糸目糊置きをし、友禅を挿し、糊伏せをして地色をひくなど 、幾つもの工程を重ねてはじめて目にすることができる作品の数々。
どうぞこの機会に日本の美しさと、素晴らしい友禅技法に触れて下さい。そして、日本のクラフトの素晴らしさを感じ取って下さい。

しだれ桜(型絵染屏風)

春分

   昼と夜の長さが同じ。
   花が咲き始める。

白露

   朝露が降り、
   秋の気配を感じ始める。

紅葉(型絵染屏風)

   

下平清人プロフィール

昭和31年 人間国宝芹沢C介に師事
国画会初入選
日本民芸館展初入選
昭和33年 国画会新人賞
昭和37年 日本民芸館展奨励賞
昭和40年 国画会野島賞
昭和45年 国画会会友優作賞
昭和47年 国画会審査員
昭和60年 東京・京都にて20周年 個展開催
昭和61年 連展厚生大臣賞
昭和62年 富士美術賞
平成 2年 第三文明展第三文明賞
栃木県展審査委員長
平成 3年 飯田市美術博物館にて個展開催

安藤泰司プロフィール

昭和41年 京都、下鴨にて後出賢治に友禅を学ぶ
昭和49年 羽田登に師事
昭和51年 第1回新人染織展努力賞
昭和52年 第2回新人染織展大賞
昭和53年 第3回新人染織展招待出品
(以後毎回招待出品)
昭和55年 第8回京都府伝統工芸技術コンクール優賞
昭和60年 第39回京都府工芸美術展奨励賞

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