永田 萠の
  世界展

 2002年
 9/12(木)〜
    9/29(日)




浅葱(あさぎ)、銀鼠(ぎんねず)、茄子紺(なすこん)……。
自然に寄り添って暮らしてきた、いにしえの人々は
色彩の名のほとんどを
動植物や自然界の情景から取り込んできました。
その名の豊かなこと美しいことはいまさらいうまでもありません。
色に関わるということは
すなわち自然の移ろいに目を向けること。
自然の成立ちを慈しみ理解することだと思います。
その色彩の豊かさから
「カラーインクの魔術師」と呼ばれる永田 萠。
永田作品が見る人の心を和ませ幸せな気持ちにさせるのは
花や妖精といった抒情的な世界を
その類稀な描写力で描いていることだけではなく
色使いにもまた大きな秘密がありそうです。
本展では、永田 萠ならではの色使いをテーマに
基本となる単色の幅を生かした作品をご覧戴くとともに
日本の伝統色や源氏物語の世界観にもその裾野をひろげ
総合的な色使いの魅力を探ります。

展示作品は七つの表にまとめました。

(表中の作品名をクリックすると、大きな画像が表示されます。)

赤の魔法(赤を主色とした作品群)

  幻想旅行 1985
  もう、おやすみ 1988
  風の歌う日 1986
  明日も天気に 1999

黄の魔法(黄色を主色とした作品群)

  萓草色の夕暮れ 2000
  春待ち色の花たち 2000
  宵待草の思い出 1999
  手と手をつないで 2000

緑の魔法(緑色を主色とした作品群)

 風の通る道 1990
 夜空でキララ 1987
 みどりのいちじく 1987
 花ざかりのりんご 1999

青の魔法(青色を主色とした作品群)

 天使の花束 1997
 ねこやなぎのねこ 1985
 星がうまれる夜 1999
 曉の散華 1999

グレーの魔法(無彩色を主色とした作品群)

 月にうかれて 1991
 雪の朝 1984
 フィナーレ 1994
 幻想旅行U 1985

和の花の色・季の色(日本の伝統色)

 桃色・桃源郷 1999
 丹色・節分小鬼 1995
 苅安色・キンモクセイの香る頃 2001
 若草色・春太鼓 2001
 常盤色・さざんか抄 2001
 青竹色・いつもなかよし 2001
 紫苑色・思い草つれづれ 2001
 群青色・願い星とったよ 2001
 夏虫色・夏虫色の朝 2001

源氏の世界(源氏物語に見る色彩と情景)

 紫の上 1991
 明石の上 1991
 浮舟 1991
 六条の御息所 1991

                夢は、なに色他約16点




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