「復元 淀君乃小袖展」は2001年2月22日(木)〜3月4日(日)に開催いたしました



歴史的にも大変貴重な丸紅コレクションの一部をご紹介いたします

(ばいかちらしもんようふりそで)
梅花散し文様振袖

江戸時代 19世紀 

梅花尽くしのこの振袖は贅沢な一領であり、裕福な商家の娘が着たものであろう。この鮮やかな赤は紅梅の色を意識したのであろうが、このような赤を染めるには紅花が使われた。江戸時代、紅は「紅一匁、金一匁」といわれたくらい高価であり、しかも紅を濃く染めるには何度も浸染を繰り返さなければならなかった。
紅をこれほど濃く鮮明に染めるには、大量の紅と熟練した技術を必要としたのである。さらに絞り染で梅花形に白く上げた中には小さな梅花を友禅染の技法で藍・紫・茶の色挿しをおこなうという入念な仕事振りがうかがえる。

そ の 他 の 出 展 作 品

作 品 名 作成年代
 納戸綸子地尾花に立雛散文様絞繍描絵振袖  なんどりんずじおばなにたちびなちらし
 もんようしぼりぬいかきえふりそで
 江戸時代後期
 盆栽文様帷子  ぼんさいもんようかたびら  江戸時代・19世紀
 縮緬絞り染寄せ裂縫い合せ振袖  ちりめんしぼりそめよせきれぬいあわせ
 ふりそで
 江戸時代後期
 曳舟文様小袖  ひきふねもんようこそで  江戸時代・18世紀
 源氏絵に海辺文様小袖  げんじえにうみべもんようこそで  江戸時代・18世紀
 松皮菱に梅樹文様振袖  まつかわびしにばいじゅもんようふりそで  江戸時代・19世紀
 籬に花丸文様小袖  まがきにはなのまるもんようこそで  江戸時代・17世紀
  

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